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学院について

ミッションコミットメント

本学院の児童・生徒・学生の皆さんに平成20年度から配られているミッションコミットメントは、建学の精神である「徳と知」をより解りやすい4つの行動で表したものです。

本学院の設立母体であるノートルダム教育修道会においても、生涯をかけて尊び・対話し・祈り・奉仕することによって、神のもとに一致をもたらせることを会の大いなる目的としています。

物事を一人で推し進めることは容易ではありません。そこには協力者である「他人」がいるのです。「カトリック」には「普遍」という意味がありますが、その精神に基づいた、4つの行動を学校生活の中で実際に行動しながら、社会の一員として大いなる一致に至る礎を共に築き上げていきたいという願いがミッションコミットメントには、込められています。

建学の精神

<建学の精神>

創立者マザーテレジア・ゲルハルディンガーが、イエス・キリストの福音に基づいてめざした教育の精神に沿って、神に創造され、愛されている児童・生徒・学生一人ひとりのもつ可能性が完全に開花され、平和な地球社会の発展に貢献できる人間の育成をはかる。

<教育理念>

『徳と知』をモットーとする全人教育

カトリック精神に基づき、「人が変われば、世界も変わる。」という信念をもって、 知性と品格をそなえた児童・生徒・学生の育成を目指す。
誰もが神に愛され、互いに愛し合うかけがえのない尊い存在であることをわきまえ、 知性を磨き、自分で考え、判断し、選びとる力をそなえた自律した人間となる。 そして、多様な人間同士の、また、人と自然界との共生の大切さを知り、そのために行動できる人となる。

理事長メッセージ

学校法人ノートルダム女学院のホームページへようこそ!

皆様は、ノートルダム女学院の教育に、何を期待して、このホームページを開いてくださったでしょうか?

ノートルダムでは、キリスト教精神に基づいた教育を提供しております。すなわち、一人ひとりの人間は、愛なる神によって創造され、神に向かって生かされ、幸福に導かれているという人間観に基づく教育です。

私たちの学校・大学で学ぶ児童・生徒・学生が、神を敬い、命の尊さを知り、自分と他の人々を大切にする心を持った人に育ってくれますように。ここで学んだ『生きる意味』をしっかりと身につけて、人生の指針とし、日本社会に、そして世界人類に貢献する人材となってほしい。というのが私たちの願いです。

現場で児童・生徒・学生に接して教育活動に従事する教職員はもとより、バックシーンにいる沢山のシスター達も、ノートルダムに関わるすべての人々を心に抱き、日々神の恵みと祝福を祈っております。教育は、人間の素晴らしい成長と完成を望まれる神の業への参与だからです。

このページをご覧になる皆様のうえにも豊かな祝福がありますように。

学校法人ノートルダム女学院

理事長 和田 環

校章の由来

この紋章は、ノートルダムの精神を表すものとして1878年にアメリカで創作されました。修道会の創立者マザーテレジアが帰天したのは1879年ですので、まだ存命中のころです。シスターたちは、マザーテレジアから受け継いだ精神、創立以来40年余り生き抜いてきた教育者としての精神を、この紋章に凝縮しようとしました。上のほうにアルファベットのJとMが重ねて描かれています。JはイエスキリストのJ、Mは、聖母マリアのMです。これは、シスターズの生きる目標、「すべては神のより大いなる栄光のために、マリアを通してイエスの示される生き方をする」ことを、表しています。

開かれた本は、聖なる会則、すなわち、「キリストの福音を具体的に生きる生き方を示す指針」を 表します。

本の左ページ、Virtusを支えているのは、勝利の棕櫚の葉で 徳高い生活を、右側のScientiaをささえているのは、月桂樹の葉で、よりよき教育の達成を目指す意思を表しています。個人としても、グループとしても、教育者として徳を積みながら、知的研鑽に励むこと、知的達人を目指しつつ高潔な魂の持ち主になれという目標です。「徳と知」はそれぞれ切り離されたものではなく、知から徳が流れだし、徳を積むことによって知も輝きを増すという考えです。 日々接する児童・生徒・学生たちや、仲間からも学びつつ、得た知識、生き方を日々教育者としてかかわる人々に分かち合っていく相互性も含んでいます。

周りのリボンのように見える環は、愛における一致を象徴するもので、そこに、修道会名や、ノートルダムの各地の学校名が書かれます。これは多様性における精神の一致を示しています。