ノートルダム女学院

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校章の由来

校章


この紋章は、ノートルダムの精神を表すものとして1878年にアメリカで創作されました。修道会の創立者マザーテレジアが帰天したのは1879年ですので、まだ存命中のころです。シスターたちは、マザーテレジアから受け継いだ精神、創立以来40年余り生き抜いてきた教育者としての精神を、この紋章に凝縮しようとしました。上のほうにアルファベットのJとMが重ねて描かれています。JはイエスキリストのJ、Mは、聖母マリアのMです。これは、シスターズの生きる目標、「すべては神のより大いなる栄光のために、マリアを通してイエスの示される生き方をする」ことを、表しています。


開かれた本は、聖なる会則、すなわち、「キリストの福音を具体的に生きる生き方を示す指針」を 表します。


本の左ページ、Virtusを支えているのは、勝利の棕櫚の葉で 徳高い生活を、右側のScientiaをささえているのは、月桂樹の葉で、よりよき教育の達成を目指す意思を表しています。個人としても、グループとしても、教育者として徳を積みながら、知的研鑽に励むこと、知的達人を目指しつつ高潔な魂の持ち主になれという目標です。「徳と知」はそれぞれ切り離されたものではなく、知から徳が流れだし、徳を積むことによって知も輝きを増すという考えです。 日々接する児童・生徒・学生たちや、仲間からも学びつつ、得た知識、生き方を日々教育者としてかかわる人々に分かち合っていく相互性も含んでいます。


周りのリボンのように見える環は、愛における一致を象徴するもので、そこに、修道会名や、ノートルダムの各地の学校名が書かれます。これは多様性における精神の一致を示しています。